
病院に入院して治療が必要な際の持ち物や入院生活の流れや面会についてお役立ち情報として掲載します。
入院する際には病院から指示があると思いますが、心構えとして知っておいた方がいい情報など参考にして下さい。
入院を開始する際について
入院の際の持ち物や準備するもの
入院手続上必要なもの
- 診察券
- 各種保険証
- 入院申込書(記入済・捺印済のもの)
- 退院証明書(他院で発行されたもの)
入院生活に必要なもの
- 入院のご案内(冊子)
- 患者様情報(記入済のもの)
- 現在服用中の薬・お薬手帳
- 洗面・洗髪道具
- 割れないコップ・箸・スプーン
- ティッシュペーパー
- 寝衣(寝巻、パジャマ等)
- 下着
- 履物(リハビリシューズ、バレーシューズなど)
- タオル
- バスタオル(入浴・シャワー用)
- イヤホン(テレビを見る時に使用)
- ひげ剃り(男性の方)
- 義歯洗浄剤、消毒用ケース(義歯使用中の方)
手術を予定されている全ての方
- 手術・検査に関する説明と同意書
- 寝衣(前開きのもの)
- T字帯1枚または使い捨てパンツ1枚
- バスタオル(体の下に敷く大きめのもの)
- その他、手術内容により異なる
手術を予定されていて、看護師よりご案内があった方
- ストロー
- 吸い飲み器
- ガーグルベースン
- トライボール
入院の際の持ち物や準備するものの注意事項
盗難・紛失防止のため、貴重品の持ち込みは極力避け、持ち物には必ず氏名を記載する。
やむを得ず現金および貴重品を持ち込む際は、備え付けのセーフティボックスなど鍵付きのものを使用する。
寝衣(寝巻)は病院によってはレンタルする場合も可能。
連帯保証人の対象者
入院患者と別世帯の20歳以上の方で支払い能力のある方
※上記は一般的に入院の際に必要な持ち物や準備するものです。病院によって細かい違いがある場合がありますのでご注意下さい。
入院中について
入院中の生活
入院中の食事
朝食は8時頃、昼食は12時頃、夕食は18時頃が一般的。
(検査のため、食事ができない場合、時間をずれることもある。)
主治医の指示により、病状に応じた食事(一般食及び治療食(糖尿食・腎臓食)など)が用意されます。
お菓子や飲み物、その他の飲食をご希望の方は看護師に相談する。
一般食、特別食でメニューの選択が可能な場合もある。
食事時間(食事の1時間前)の外出や外泊による欠食には、食事代が生じる場合がある。
入院中の入浴やシャワー浴
医師の許可が必要。
一般的には担当看護師にご希望時間を申し出て、検温・食事時間を避け、治療に差し支えない時間に利用する。
シャワー浴が出来ない場合には、看護師が身体を拭く。
入院中の洗濯やクリーニング
病院に備え付けの洗濯乾燥機をご利用。
(洗濯・乾燥には小銭が必要な場合が多いので100円玉など多めに用意しておいた方がいい)
また、洗濯不可で面会の際に着替えなどを持ってきてもらう場合もある。
入院中のテレビの使用
他の患者のご迷惑にならないよう、テレビを見るの際はイヤホンを使用する。
一般的にテレビカードを購入し、テレビを見る。退院時にカードの未使用分がある場合は清算できる場合もある。
消灯後のテレビの使用は、控える。
入院中の外出・外泊
医師の許可が必要だが、病状によっては外出や外泊が許可される場合もある。
貴重品の管理
入院中は、多額の現金・貴重品を持参しないように注意。
貴重品を補完する際には、必ずセーフティボックスや鍵付きの金庫を利用する。
外部からのお問い合わせ
電話で外部の人間へ患者の病室や病状に関する問い合わせには答えない場合が多い。
病室などの問い合わせなど、お見舞いに来る人へは、ご家族の代表者や本人から伝えるようにする。
その他の注意
入院中は医師・看護師・その他の職員の指示に従う。
当院で処方した薬以外は許可なく服用しない。
許可なく他の病室・診察室・スタッフステーションに入らない。
他の患者さんのご迷惑になることはしない。
非常口・避難器具等の位置を入院当日に看護師から説明や冊子をもらえるので把握しておく。
火災・その他の非常災害が発生した場合は、病院職員が誘導があるので、必ずその指示に従う。
携帯電話は必ず指定区域で使用するか看護師に尋ねる。
健康増進法に基づき、敷地内全面禁煙の病院も増えている。全面禁煙でない場合も所定の位置で喫煙する。
※上記は一般的に入院中の生活やマナーです。病院によって細かい違いがある場合がありますのでご注意下さい。
ご面会について
面会は入院患者の安静と診療・看護のため短く静かにする。
面会時間以外は、回診・処置等がある為、面会時間は各病院で定められているので時間は守る。
就学前の子供や風邪をひいている人などのご面会、また、2才以下の子供のご面会は感染防止のため面会できない場合がある。
また入院患者の状況に応じてご面会できない場合もある。
入院患者のご希望により、面会をお断りすることも可能。
電話で外部の人間へ患者の病室や病状に関する問い合わせには答えない場合が多い。
病室などの問い合わせなど、お見舞いに来る人へは、ご家族の代表者や本人から伝えるようにする。
その他の注意
入院中の食事は、主治医の指示および管理栄養士の計画の下、入院患者の状況に合ったものを提供されている場合があるので、家族からのお持ち込みは、食事療法が必要な方もいる為、控える。
※上記は一般的に面会のマナーです。病院によって細かい違いがある場合がありますのでご注意下さい。